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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「人を動かす図解力④」から

2011.2.23 日経産業新聞の「人を動かす図解力④」より

図解は文字と図の連携、表現のキホンは「要約力」と「見出し力」

コラムでは、先ず、図と補足文の特徴を説明している。図は、全体像を示すことに長けてはいるが、図自身の意味がいろんな解釈を生む欠点がある。一方、補足文は順番に読まなければならず、構造や関係の理解が必要で理解に時間がかかる。ただ、解釈の誤解は少ない。

このように両者は補完的であることから、図では全体像を表し、文章で部分を補足する。また、補足文も簡潔にする。つまり、「要約力」が必要なわけだ。そこでのポイントは、

  1. 「何がどうした」を明確にする
  2. 補足事項は箇条書きに
  3. 図の結論をタイトルに

が上がっている。上の3は、「見出し力」と著者の池田千恵氏は強調している。統計量を棒グラフで表現するときに、その図で説明したい結論をタイトルとして取り上げる方法だ。

最後は、日々の訓練。上手なプレゼンでこれはと思ったアイデアを自分のプレゼンに取り入れるといったことだ。サルまねではなく、パターンを覚え、やがて自分のオリジナルを生む姿勢が必要。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「人を動かす図解力③」から

2011.2.16 日経産業新聞の「人を動かす図解力③」より

整理して解決時間や規模を推定、相手に伝える図解にはPPTを

コラムでは、先ず前回▶の考えるための図解を終えた後のフォローを示している。

整理のポイントは、図解を使って:

  • 分析結果の因果関係を大掴みでみる
  • 今すぐ解決できるものと長期的な取り組みがひ必要なものに分類する
  • 即解決を狙えるなら、具体的に解決策を出す
  • 解決策で、①自分で行えることと、②上司の支援が必要物ことに分ける

次に、相手を説得して動いてもらうポイントとして:

  • 相手が理解しやすく、納得しやすい順番を検討して伝える
  • 相手が決済者出ない場合、相手が決済者に改めて説明をしなくて済む資料作りを心掛ける

ここで著者の池田千恵氏からの提案:PPTの法則が出る:

PPTとは、

  • Purpose (目的)
  • Process (過程)
  • Teamwork (チームワーク)

で、相手の頭に入やすい順番である。この型を覚えて、実践することを薦めている。