【ヒット商品】ネタ出しの会 プロフェッショナル・コネクター 勝屋久(かつやひさし)さんを訪ねる
2010/10/18
2010.10.18の勝屋久さんの「Ajito」を訪ねる
プロフェッショナル・コネクターはソーシャルネットワークの必須「触媒」
このブログでも紹介したBRIDGE 2010 Septemberのコーディネータのお一人、勝屋久さんが拠点を移されたこともあって、押しかけてみることにしました。
今回の目的は2つと心に決めて、「Ajito」(弊社事務所から歩いて10分以内、恵比寿)へ。1つの目的は、プロフェッショナル・コネクター(PM)とはそもそも何なのかを知ること、さらに、勝屋さん自身のPMに対するモチベーションを聞きたいという不埒なものです。
明るいオフォスにつくと、いつもの陽気な勝屋さんが迎えてくれました。早速、お互いに、これまで何をやってきたかを「図解」しながら進めます。
勝屋さんは、元IBMのバリバリ営業から、米国本社と日本のVCや有力企業、VBを「つなぐ」ことが重要なミッションに。このときの体験で、仲良くすることがビジネスにつながることや、人のつながりが、実はつながった人から見て大きな価値のあることに気付かれたそうです。
今は、このつながりを勝屋さんを意識して、「信頼のあるつながりの提供」、「つながりを紡ぎだす場の提供」、「つながり方を人に伝える活動」を多くの企業や大学、行政機関などに行っているそうです。勝屋さんは、「プロフェッショナル・コネクターは職業としてはまだまだですが、この3つの活動を通じて、若手がプロとして目指していくようなところまでは行きたい」と。「つながり方を人に伝える活動」では、「コネクタースクール」も構想しているとは、勝屋さんらしいですね。(これで、最初の目的は達成)
PMについて語ってもらっていくうちに、著者が唱えている第三時間、第三空間の話とリンク。どうも、PMというのは、A,B二人の人物の「エネルギーレベル」を上げて、アイデアCを生む、触媒ではないかと。つまり、
A×B⇒C (ここでの反応に触媒は、A,Bを活性化して、Cを生み、自らはそれを終えるとひそかに身を引く)
ではないかと。さらに、A,Bが第三時間をうまく引き出す人でないと、活性化しないのではないかとも。
著者の大企業での体験やVB投資の支援を振り返ってみると、一つ一つうなずく事例ばかりでした。
最後に、勝屋さん自身のモチベーションを探ると、左脳での仕事の限界を感じ、自分の人生での仕事を超えたところにPMがあり、そこにやりがいやワクワク感を感じるとのことです。
今日は短い時間でしたが、濃くて楽しい時間を共有できました!感謝です。
▶ 勝屋さんのブロッグ 「勝屋久の日々是々」
▶ 取材の記事は こちら
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