【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「トレンドウォッチ:SNS利用拡大の影響は?」から
2010/10/18
2010.10.13の日経産業新聞の「トレンドウォッチ:SNS利用拡大の影響は?」から
脱ハードウェアのゲーム時代の到来
コラムでは、個人でゲーム機を買うか、ゲームセンターで楽しむという、従来の楽しみ方を変えつつあるソーシャルゲームについて、その根底にSNSがあると解説している。
SNSは、素朴な個人のコミュニケーション手段であった。その中で参加者同士が楽しむゲーム、ソーシャルゲームというジャンルが立ち上がった。さらにSNSの携帯端末への拡大と課金決済環境の成長が、このソーシャルゲーム市場を拡げている、と説く。
既に任天堂やソニーの家庭用ゲーム機器の販売が落ち込んでいる。多くのユーザがネットに流れ、さらにSNSという仲間うちで楽しめるゲームに移行しつつある。一人ゲームからソーシャルゲームへというのは、一見大きな志向変化に思えるかもしれないが、一人ゲームでも特定のジャンルにはネット上で仲間と語り、交流を深めることは多くみられた。今やその交流とゲームコンテンツを分ける必要はなく、SNSに加入すればゲームもでき、交流も可能というわけだ。
ゲーム機でない高機能携帯電話やiPad/iPhoneといった携帯端末、ネットTVまでもが、ゲーム機になる。さらに、ゲームといったジャンルもコンテンツの幅を超えてTV番組や映画も取り込まれる可能性がある。
DeNAの南場社長が、「人の集まるコミュニティー、コミュニケーションに今やビジネスの種がある」というのも頷ける。
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