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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞「JAPAN ITの異才たち」より

2010.08.02の日経産業新聞の「JAPAN ITの異才たち」より

「ケータイ王」がケータイを超えるとき

コラムでは、ソフトバンクモバイルの羽田卓生さんが、携帯専門誌からTV番組のケータイ王となり、孫社長のもと特命で、販売店のテコ入れを行い、最近はiPadで著名な雑誌・新聞書籍配信サービス”ビューン”を立ち上げた。

この記事で気になったのは、目覚ましい羽田さんの活躍を導く孫社長の人財活用術だ。一般会社であれば「ケータイ王」話は、出る杭と思われ、大きなステップアップが望めないことが多い。孫社長は羽田さんを抜擢して現場主義で次のステップアップの機会を与え、羽田さんもそれに応えるという”関係”がすばらしい。トップの新規事業への支援は、出る杭にも伸びるかどうかの機会を与えることを示した良い事例だ。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の『眼光紙背:キンドルは電子機器か書籍か』より

2010.07.30の眼光紙背より

本質をみるお国柄―ブラジル―

 記事では、「キンドルは電子機器か書籍か」という問いにブラジルは、同国の憲法が新聞や書籍に課税しないことを決めていることから、キンドルを、紙でもプラスティックでも、羊皮紙であっても書籍に変わらず」ということで非課税と判断した。

 エイズ治療薬でもジェネリックの輸入を認め、エイズ禍以後の経済成長をにらむブラジル。キンドルもコンテンツ(中身)が重要で提供形態ではないとする考えも、国富を考えての中長期的な視点があるに違いない。

 一方で我が国はどうか?電子書籍が国境を越えてやり取りされるとき、課税問題よりも優先すべきことはコンテンツの輸出入と知識やノウハウの交流にどう対応するかといった国家戦略の討論だろう。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経BP系調査より

2010.07.30のソーシャルメディア利用体験調査より

ソーシャルメディア、1位はYouTube

 記事では、情報の受信、発信と利用者像を分析している。

 分析によると、周囲への影響の大きいインフルエンサは、会話が中心となるサービスを多く利用する男性である半面、女性はSNS(MIXI)の利用が4割となっている。一方、情報コレクタの男性は、wikipediaが50%、女性はクックパッドが38%となっている。情報蓄積が中心の内向き男性は、ユーチューブが68%、価格.comが67%だった。女性の内向型は情報検索型(クックパットなど)は多いがmixiやブログは低水準との結果である。

 企業アカウントの認知度が高いのはツイッター、モバゲ―タウン、mixi、アメブロの順。日本コカ、パナソニック、ソニー、ソフトバンクのアカウントの認識率が高い。

 一見するとモザイク模様の調査結果と分析であるが、自社でソーシャルメディアを活かしたいと考えている企業においては、それぞれの商品とこれらの情報利用者の動向をつぶさに見ておく必要はありそうだ。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「市場トレンド私はこう読む」より

2010.07月30日の「市場トレンド私はこう読む」より

「趣味を10年」が新需要を生む

 記事では、経済悪化から趣味市場はへっているものの、4割強は「一生もの」の趣味を続けていることが読み取れるという。SNSでも6割がコミュニティに参加。決して下火ではなく、長時間打ち込む「10年選手」が増えてきているという。

 このような選手は情報を生み、検索し、二次利用していく、「情報提供者」になりうる。ソーシャルメディアでの「創造者」だ。言い換えれば、SNSやユーチューブなどソーシャルメディアは、趣味分野は外せないカテゴリーであるともいえる。

 長く利用してバーナル(口コミ)を拡大する意味では、10年選手の趣味人は時代の最先端とも言えるかもしれない。


【ヒット商品】ネタ出しの会 ご案内 BRIDE 2010 September

【このサイトの読者各位】

ツイッターなどグランズウェル関係でお世話になっている本荘修二さんからご案内がありました。

人気のセミナーですので既に満席になっているかもしれませんが、以下にご案内しておきます。

=== 以下、引用文===

Bridge2010_September

イベント内容|BRIDGE 2010 September

【タイム・テーブル】
17:30         開場
18:00-15     オープニング/イントロダクション
18:15-18:40 高須賀宣さんレクチャー
18:40-19:40 unconference(ワークショップ)
19:45-20:45 パーティ 縁(えにし)の集い

【内容】

『頭のいい人も新事業で大ゴケ!?事業創造のサイエンスとは』:
なぜ大半のビジネス・アイデアは空振りするのか?ただのアイデアを超えて、事業の構想を練るには?ビジネス機会を捉えるには?
事業創造の前工程について、議論します。

【フォーマット】
BRIDGE 2010 も後半に入ります。その初回はバージョンを進化させ、unconferenceモー ドも導入し、いつもの半分以下の規模で全員参加で密に討論を行います(脱セミナー方式のa facilitated, participant-driven conference centered on a theme)。聞いているだけのつもりの方は歓迎しません。全員貢献が原則です。
言い換えると、参加者が準備をした発言・発表への機会も設け、登壇者からの一方通行ではなくインタラクティブな議論へと発展させるたいです。

【背景】
超交流会@京都大学での超交流会+BRIDGE コラボレーション企画「なぜ頭のいい人も新事業で大ゴケするのか?ビジネス機会の特定とエコシステム戦略が君を救う。」での議論がもととなり、そこで切れ味鋭いコメントを連打の高須賀宣(たかすか とおる、サイボウズ創業者)さんを招いて、勝屋&本荘がナビゲートします。
テーマの性格からして、若い方、これから新事業に取り組む方、遠慮なく来てください。歓迎します。

なお、議題にしたいこと他あれば、事前に [email protected] に連絡下さい。

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開催日時 09/02(木) 18:00 - 20:45
受付開始 17:30
会場 渋谷区立商工会館(渋谷区渋谷1-12-5 会場地図 http://bit.ly/aeOGXG
参加費 3,000円(学割2,000円、要学生証)
主催 BRIDGE 2010実行委員会
運営 有志(勝屋久、本荘修二ほか)、東京商工会議所渋谷支部情報分科会
協賛 TBD
協力 株式会社アドバンスド・メディア・オペレーションズ、アルカーナ株式会社、株式会社ウィズグループ ほか
定員 80人
イベント・サイト http://bridge.weblogs.jp
ツイッター・ハッシュタグ #bridge10
連絡先メールアドレス [email protected]

【運営者】
■有志(勝屋久、本荘修二ほか)
勝屋久ブログ http://www.venturebeat.jp/katchaman/ ツイッター http://twitter.com/katchamans
本荘修二ブログ http://www.honjo.biz/blog/ ツイッター http://twitter.com/shonjo
■東京商工会議所渋谷支部情報分科会
ホームページ http://www.tokyo-cci.or.jp/shibuya/
参加者は、企業の規模やポジションを問わず、アントレプレナーシップを持って活動する広い範囲の人を対象とします。年齢/経験とわず思いのある、熱い方を歓迎です。

BRIDGEの理念: 

情 報技術に関係する多様な各分野で活躍の人々が一同に会し、刺激しあい新結合のきっかけとする。特に、イノベーティブな活動やコミュニティのリーダー達を招 き、イノベーションのハブをネットワークを図る。それにより、個人の起業家精神のきづきと新エコシステム(生態系)の創造(人がつながり組み合わさってイ ノベーションを創造あるいは加速)につなげる。

<このイベントの性格と参加者へのお願い>
BRIDGE 2010は、いくつかのコミュニティや有志の協力を得て手作り的に進められているイベントです。

そして、つながることでポジティブな化学反応を起こす可能性がある方々が参加する度合いが、一般のイベントよりも高いと思われます。参加者同士、そしてコミュニティ間の交わりからの発展を期待しています。

一般のイベントでは、スピーカーの話とわずかなQ&Aで終わるものが多いですが、今回は出席者全員参加の議論を図ります。
単に長いだけの質問はカットしますが、問題意識が明確な発表や意見のトークは奨励します。

と はいえ、手作り的なイベントの限界もあります。運営上、行き届かない点もあるかと思いますが、できるだけご協力をいただければ幸いです。申し込み後にキャ ンセルされるときは、その旨をご連絡下さい。もちろん努力いたしますが、みなさんも文字通り参加する・いっしょにつくる気持ちでいらしていただければ幸い です。

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