電動アシスト自転車と聞くと、「ママチャリ」のイメージ。ところが、自転車メーカーでない、サンヨーが、蓄電池、小型モーター、小型発電機、センシング技術といった得意な技術を組み合わせて、驚きの電動「ハイブリッド」自転車を商品化した!
発想は散歩からという人も、小春日和となる季節。自転車で散歩するのも悪くないよ。
電動アシスト自転車から電動ハイブリッド自転車へ
正直言って、電動自転車と電動アシスト自転車、さらに電動ハイブリッド自転車の違いなんか分からない。試乗会に先立って説明していただいた植村さんから、電動自転車と電動アシスト自転車お違いは、前者がグリップを握ってアクセルワーク、つまり足でペダルをこぐことをしない原動機付き自転車。つまり、ヘルメット着用義務のある原付免許が必要な乗り物。今回紹介する自転車は、ペダルでこぐことがないと発進しない自転車。これは免許不要で、ヘルメット着用の義務はない軽車両。
試乗の様子の動画は 下をクリック。
さてここまでは、分かったが、電動アシスト自転車と電動ハイブリッド自転車の違いは?
これは、充電したバッテリーを積んでモータで、上り坂の走行をアシスト(支援)してくれるところは同じだが、下りで大きく異なる。つまり、ハイブリッド自転車は、下りで、モーターが発電機に切り替わって、電気をバッテリーに返すもの。つまり、バッテリーの持ちが良くなる。さらに、発電機に変わることで、坂道では、自動車のエンジンブレーキのように、ブレーキが効く。
電池は持つし、のぼりも下りもらくちん。さらに、エコと三拍子そろった優れもの。
蓄電池メーカーのサンヨーだから出来た電動”ハイブリッド”自転車
でも、こんな仕様のものは、老舗の自転車メーカーなら手がけているのでは?
ところが、電池、モーターと発電機の切り替え、さらに、路面状態をセンシングしてこまめに最適状態にできる技術は、自転車メーカーにはない。サンヨーはさらに、平地の走行時でも、発電出来る「エコ充電モード」まで開発した。
これは試乗してみて分かったのだが、東京にみちも平坦ではない。バッテリーを使い続けるのではなく、ペダルが動いて走行しているときに、発電をおこなうもの。ちょっとした起伏でも、楽々走行出来るのも特徴だ!
驚きの自転車2WD。自動車同様、スリップしやすいところでも安定走行!
雪道で走行性能があがる4WD。でもクルマの話ではない。サンヨーの電動ハイブリッド自転車は、前輪に、モーター/発電機があるため、ペダルをこぐ際には、2輪が駆動輪となる。
ペダルの踏み出し時に、前輪が不安定になって、転倒といった事故が多いというが、この全輪駆動は、それを低減してくれるとった優れもの。会場では、このデモも行っていただいた!
安全は改訂された道路交通法準拠。鳩山首相も試乗済み
安全面は警察庁の十分な検査でお墨付き。また、シリーズも、コンパクトモデルからセミスポーツタイプ、シティタイプとそろっている。
ブロガーイベントで
試乗会の後、ブロガーを相手にサンヨーの開発陣やマーケティングの関係者と「実現してほしい機能」をブレスト。
- 太陽電池搭載のかご
- USB端子付き
- eneloop電池も同時にチャージ
- iPhoneなどの音楽プレーヤが取り付けられる。
- エコポイント申請ができれば
などといった意見がでた。
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