【ヒット商品】ネタ出しの会 日本経済新聞の記事「あすへの話題:眠る子どもと話すこと」から
2024/06/10
2024.6.6 日本経済新聞の記事「あすへの話題:眠る子どもと話すこと」から
肉体の表面に現れた親子の人間関係で活性化された子どものこころにふれる
コラムの著者 森岡 正博氏(哲学者)は、前回に引き続き、「アニメイテド・ペルソナ」について、能役者の能面の事例を示したが、さらに眠っている子どもに話しかける場合の思惑について考察している。
○欧米とアジアの文化の差でアニメイテド・ペルソナの感じ方が違う?
私たちは眠っている自分の子ども達に話しかけるとき、何を感じているのだろうか?もちろん、起こさないように小声で話しかける。しかし、よく考えてみれば、このとき、一体何に向かって話しかけているのであろうか。子どもの脳の中にある子どもの精神に向かって話しかけているのであろうか?
だが、子どもはぐっすり寝ているのだから、私たちの声は子どもの精神には届いていないはずである。だとしたら、私たちが話しかけている相手は、目の前の子どもの肉体なのだろうか。それも否定的である。では、誰に私たちたちは話しかけているのだろうか。
森岡氏がいう「アニメイテド・ペルソナ」がその話し相手であり、ぐっすり眠る子どもの肉体の表面に現れた子どものこころであるという。子どもの精神は、熟睡している子どもの表面には現れていないが、その子のアニメイテド・ペルソナは生き生きとその子どもの肉体の表面に現れ、話しかけて欲しいと鳴き声で叫ぶという。
このような話を欧米の学者の前で話すと、何か違和感を感じるという。ただ、インドや中国の学者からは共感をもっと迎えられることがしばしばあった。どうやら文化の東西差が関係しているようだと森岡氏は感じている。👶💬⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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