【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:就活も『タイムパフォーマンス(タイパ)』志向?」から
2024/03/17
2024.3.13 日経産業新聞の記事「眼光紙背:就活も『タイムパフォーマンス(タイパ)』志向?」から
就活早期化の雰囲気にのまれていないか
2025年春に卒業する大学生向けの採用広報が3月から解禁となった。コラムの著者が指摘するのは、完全に売り手市場となったことから、企業は前のめりの姿勢であり、学生側はタイパを意識した行動となっているという。さて、それで大学生の適切なキャリア選択になっているのだろうか。
○逆にじっくりと時間をかけた面接をする会社の定着率は高くなっている
コラムの筆者によれば、タイパの影響はエントリーシート(ES)を作成する際に生成AIを活用することだという。リクルートが今春卒の大学生を対象に調査したところ、
- 就職活動で生成AIを使った大学生:14.5%
- 叩き台ではなく、AIから得た回答をそのまま利用:3割近く
となっているという。この状況は大学生がESを数十社に送っている大学生も多いからだという。たしかに面接に漕ぎ着く際の手間を考えると全く理解できないことはない。ESの受け取る企業の人事担当は生成AIを使ったものはわかるという。
また、インターンシップ(就業体験)でもタイパを意識した行動を窺うことができるという。5日間以上の長期のインターンシッププログラムへの参加者は少数派であり、半日や1日の仕事体験会が圧倒的な人気を集めている。これも、大学生側が出来るだけ多くのみたいだけにタイパの影響を受けている。就職活動の早期化傾向で焦ってタイパを考えて動いているようでもある。とすれば、せっかく内定を早期に得ても、自分に合った会社かどうか悩む大学生も多いという。
ある企業では採用試験面接を1対1で約1時間かけて行い、4回繰り返すという。面接時の質問は、幼い頃の性格などをインタビューし、人物像を把握するのだという。ここまでで適性が異なっていると希望職種のの変更を打診するのだという。この時、人事の多くは指摘するのは大学生がこの時点で本当にやりたいことがわかっていないことだという。このような丁寧な面接で同社の社員の定着率は年々上昇している。意外とタイパの悪い方が近道のようだ。💥💡🏫📕👝👦👧🧑🦯👩🦯⚡️👚👔🧤💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🌏💡🔎🇯🇵
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