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 2023.4.26  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:中国の影響、タイの大学にも」から

日系企業も多いタイで研究・教育の面で中国との関係には注視

コラムの著者 近藤 正幸氏(開志専門職大学学長特命補佐・教授)が前回のクアラルンプールのイベント、ベトナム・ハノイでの学会後、タイ・バンコクなど大学を訪問し、中国がタイに浸透していることを感じたと言う。ホテルでも中国語を流暢に話す実習生がいたが、日本語を話すスタッフはいなかったという。

○タイ側から中国へのアプローチ

近藤教授が3月22日から4月2日に開催された第44回バンコク国際モーターショーに参加した。同イベントでは40を超えるブランドが参加し、中国勢が目立ったという。トレードショーでもあるため成約件数トップ10では中国ブランドが3件も登場したという。日本ブランドは6件であった。

タイへの直接投資の割合も、JETRO(日本貿易振興機構)の世界貿易投資額シリーズで認可ベースでみると、

  • 2010年:日本35.9%、中国6.2%
  • 2020年:日本25.5%、中国22.2%

と存在感は急拡大である。

大学など教育での中国の影響は大きい。

研究分野では、タイでトップのチュラロンコン大学の敷地に中国科学院の共同研究拠点が設置された。タイの工学系トップのモンクット王工科大学トンブリ校の科学イノベーション研究所が主催して今年8月、国際学会「産業政策国際会議(International Conference on Industrial Policy)2023」ではテーマの1つに「新しい産業プロジェクトに中国資金を活用することに伴う機会と挑戦」が挙げられたほどである。

教育分野では、タイ側から中国にアプローチする姿勢がうかがわれている。タイ最大の財閥と言われるチャロン・ポカパン(CP)グループが運営するパンヤピワット経営大学(PIM)の大学院では中国語だけの教育が行われていると言う。中国の学生が飛行機で週末にバンコクに通学し、教授陣も中国の様々な大学から集まってくるという。

タイで外資系と言えば日本企業が多いが、研究・教育面も含め中国との関係を注視せざるを得ない状況である。🎓🔍✏️📖💡💡👦👧🧑‍🦯👩‍🦯⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️⏰🔧💻🖥📻🖋happy01🌏💡🔎🇯🇵🇹🇭🇨🇳

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