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2023.1.18  日経産業新聞の記事「SmartTimes:高齢者が挑戦できる社会へ」から

ひろこはバーチャル・ユーチューバー

コラムの著者  柴田 励司氏(インディゴブルー会長)は、メタばあちゃん「ひろこ」が大人気で、老人性をネタにした企画ではなく、高齢者であっても挑戦できるということをコンセプトとした企画で、その社会的意義について語っている。

○コロナ禍や経済問題の閉塞感の中でこころに火を灯すきっかけを提供する企画

柴田氏によれば、メタばあちゃんが発表後1日でツイッターのフォロワー数が1万5千を超えたと言う。マスコミにも注目されて取材依頼も多い。メタばあちゃんは柴田氏が塾長を務める渡部記念育成財団のみらい塾5期生が発表したバーチャル・ユーチューバーだという。

CGで作った可愛らしい外見だが、実体は85歳の後期高齢者であるというギャップがうけている。この企画は、シニアの老人性を取り上げるわけではなく、高齢者であっても挑戦できるという点がコンセプトであるという。

経済的な問題やコロナ禍などやりたいことがやれない閉塞感の中で、立ち止まっている人たちのこころに火を灯すきっかけを提供し、その想いの実現を後押しする活動だと言う。「メタばあちゃん」はこういった活動の一環としている。

ひろこさんには、SNSで「実年齢が幾つでもバーチャルなら若返るから夢があるね。」「車椅子に乗っていても、肌の色が緑でも、目が見えなくても、Vチューバーになれんだなって改めて思った」とコメントがきている。総人口の約3割が65歳以上の日本で、高齢者が元気になると日本全体が明るくなる。柴田氏によれば老人だからできないのではない。老人だって自分の肯定感を感じることができる。👩‍🦼🛕🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍happy01🇯🇵

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