【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:金属製の折り鶴、屋根の板金技術の応用」から
2022/09/18
2022.9.14 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:金属製の折り鶴、屋根の板金技術の応用」から
屋根工事の会社が工芸品を手掛ける
東村山市にはちょっと独自性のある企業が多く、コラムの著者 栗坂 秀夫氏(パシフィックデザインアソシエーツ代表)は、そういった企業の1つであるウチノ板金を取り上げている。
○ブランド「和國商店」の商品は米国でも人気
栗坂氏が紹介しているウチノ板金は1989年に創業し、屋根工事や雨どいの設置工事、外壁修理などを手掛けている。同社で独自性あるのは、2017年から取り組んでいるのが、金属製の折り鶴(13,200円)である。屋根の板金技術は長年の風雨や日差しに耐える必要があり不可欠な技術である。同社はこの技術で銅や真鍮の薄板で鶴を折り上げた。金属製の鶴は見た目は美しく、頑丈であり、環境を選ばない。さらに同社は、ブランド「和國商店」で販売し、米国人など海外でも売れているという。用途はプレゼント用が中心で、折り鶴は長寿や健康、平和などのイメージに繋がり、顧客にうけが良いという。
では、同社が工芸品である折り鶴を手がけた理由は何か。屋根工事や雨どいの設置工事、外壁修理は天候に左右されることも少なくなく、天候が悪くて作業ができなくても賃金を支払わなくてはいけない。会社の財務状況は天候に左右されるために安定性を狙って、社員で知恵を絞り、雨の日でも作れるオリジナル品として板金技術を活用した金属製の折り鶴に到達したとのことである。自らの強い技術を自らのアイデアで展開し、企業としての課題も解決できたことは注目できる。🍖🍽👜🏯📗🖥👧👦🛌👧🏢🕛📈🏢💡⚡️🌍🌳🇯🇵
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