【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:新事業創造には『筋トレ』を」から
2021/10/09
2021.10.5 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:新事業創造には『筋トレ』を」から
日本企業の帰納法から演繹法への筋トレが必要
コラムの著者 校條 浩氏(米NSVウルフ・キャピタルマネージングパートナー)は、あらゆる業種の日本企業がDX化で米シリコンバレーに進出し、これまでにない積極的な活動をしているが、本社の事業革新や新規事業の他立ち上げは良好ではないという。その背景は?
○特定のビジネスモデルに深耕して脳に負荷をかけてトレーニング
校條氏によれば、根本的な日本企業の問題があるという。それは、演繹法的アプローチが必要なシリコンバレーで日本の帰納法的発想で動いていることに問題があるという。シリコンバレーにはイノベーションを起こす文化があるが、それは先の見えない状況で仮説・検証を繰り返して事業創造をしていく演繹法的な文化であるという。リスクを負って複数のスタートアップ企業に投資を行って、その中で大きく成功する企業が出てくることに期待する。
一方、日本企業は、ほぼ帰納法的な発想で動いている。そこは既存のビジネスモデルを前提にしてその成果を目標を作り、目標を達成するための計画を練り実行する。だがこれをシリコンバレーのスタートアップに持ち込んでも計画倒れに陥るのが見えている。そこで筋トレならぬ脳のトレーニングが必要であると校條氏は語る。
まずはしっかりした仮説を立てるために良質で大量の情報を手に入れる必要がある。校條氏あ多くのVCに出会って出資をすることで情報を得ることを勧めている。すこで、スタートアップの企業が時系列でそのような経緯で成功あるいは失敗したかを深く考える脳のトレーニングが重要である。スタートアップの投資フェーズに合わせて、自社の市場性を顧客視点で評価してスタートアップの技術や顧客層などと掛け算をおこない、自社のシェアを拡大したり、先行技術を手に入れたり、新規領域を見出す、成果に辿り着くには、シリコンバレーの駐在の筋トレが必要なようだ。💪👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇺🇸🇯🇵
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