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2021.6.28   日経産業新聞の記事「SmartTimes:業界用語の善しあし」から

言葉には暗黙知や共通理解がセットになっている

 コラムの著者 加藤 史子氏(WAmazing代表取締役社長CEO)は、起業を行って初めて知ったVC業界の用語に戸惑ったことから、その背景と多くの業界用語について考察している。

○話し相手に通じるかを仲間感覚でつかんむビジネスパーソン

 加藤氏がスタートアップでVCなどの業界と触れた時、「シリーズA」や「シリーズB」といった言葉がよく使われていたが、逆にそれに対して明確な定義がないことも気付いたという。

例えば、加藤氏によればwikipediaでシリーズAを調べると:

  1. 企業が、最初に重要なベンチャーキャピタル(VC)出資を受ける段階を示す名称
  2. ベンチャー投資家の投資先の分類などに元々由来
  3. 出資を求める起業家も創業段階からの資金調達の目途としての概念

などとなっている。つまり、3項のように具体的な投資額なりの数値があるわけではない。これは、スタートアップを支援するVCは元々米国のシリコンバレーの考えで、このような背景を持たない日本ではシリーズAもBも「第三者割当増資」に当たるだけで差を感じてはいなかった。ただ、「第三者割当増資」という言葉では、VB投資を行う現場において、そのスタートアップの成長段階や、資金調達で得たいものがわかりにくい。そこで、シリコンバレーで誰かが使い始めた1回目の大規模な第三者割当増資をA、2回目をB、3回目をCと呼ぶ方が、スタートアップ企業の成長段階がそのレベルかがわかる。例えば、シリーズCなら「ビジネスモデルは確立しており、それを加速させるための燃料投下としての資金調達である」という暗黙知と言葉が日本に輸入されたという。

このように言葉には、暗黙知や共通理解がセットになって、人々は言葉によって、時に無意識に相手を仲間かどうか嗅ぎ分けるという。VB業界だけでなく、多くの業界用語が使われ、ビジネスのエコシステムを形成している。👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸

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