2021.6.25   日経産業新聞の記事「眼光紙背：万博、コロナ後の未来社会示せるか」から

「いのち輝く未来社会のデザイン」が2025年のテーマ

コラムの著者によれば、2025年国際博覧会（大阪・関西万博）の開幕まで4年を切った今、新型コロナウイルスの影響で参加誘致活動は盛り上がりを欠けているいう。

○スケジュールは遅れ気味であるが注目度は高い

　コラムの著者によれば、誘致活動で正式参加を表明したのは目標の3分の１程度であるという。確かに2020年10月開催予定だったドバイ万博が1年延期となった影響もあるという。

スケジュールは遅れ気味だが、世界の注目度は高いという。大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」でアフターコロナを考えると「いのち」の意味が強く考えさせられる時はない。問題は集客で、健康や医療をテーマに来場者を楽しませることには相当な工夫が必要であろう。

大阪には「太陽の塔」や「人間洗濯機」で人々にインパクトを与えた1970年万博の経験がある。公式ロゴマークも奇抜で、細胞をイメージした赤い輪にギョロ目のような５つの点があるデザイン。今の情報では、大阪市は中心部と会場の夢洲（ゆめしま）を結ぶサイクリングコースを整備したり、空飛ぶ車の実証実験をする予定である。

70年万博のテーマ「人類の進歩と調和」から、アフターコロナ時代の新たな「未来社会」の姿を同点案できるか、関西の底力の見せ所である。💴🚗🚢😷🦠🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕🌏🇯🇵🇩🇪🇫🇷🇳🇱🇧🇪