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2021.4.2  日経産業新聞の記事「SmartTimes:戦国時代、新興成長に通ず」から

司馬遼太郎の3作品での心理描写から

 コラムの村松 竜氏(GMOペイメントゲートウェイ副社長兼GMOベンチャーパートナーズファインディングパートナー)は、起業家、ベンチャー、スタートアップの成長と戦国時代の歴史小説との対照について語っている。

○現代のビジネス社会と変わらず

 村松氏によれば、何も:司馬遼太郎著作の

  • 「国盗り物語」:斉藤道三が主人公のスタートアップの物語
  • 「播磨灘物語」:黒田官兵衛が主人公の織田家というベンチャー集団の成長物語
  • 「関ヶ原」:石田三成から見た徳川家康で、当時の豊臣家第2の実力者、家康がMBOする話とも読める

がお気に入りでスタートアップの支援を行うかたわら、この順序が重要だという。これに沿って桶狭間の戦い、本能寺の変、関ヶ原の戦いといった歴史イベントを生き生きと司馬遼太郎の創作的描写力で体験できるという。引き込まれるのは作家の執拗なまでの心理描写だという。

  • 「国盗り物語」:「創業期」に見られるクセの強い創業者の、焦りや恐怖心から来る暴走気味の熱気
  • 「播磨灘物語」:「急成長期」に起きる倍々成長と古参幹部の離脱。
  • 「関ヶ原」:「天下統一」に発生する、嫉妬や対抗心から来る派閥抗争

など人間の心理は現代のビジネス社会での変わらない。🥷🍽🗡🍽💹🕛🛒📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵

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