【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:個人情報のパラドックス」から
2021/04/08
2021.4.6 日経産業新聞の記事「眼光紙背:個人情報のパラドックス」から
位置情報は気にするがSNSの個人投稿に無頓着なのは?
コミュニケーションアプリの「LINE」で利用者の個人情報が中国の関連会社で閲覧可能となっていたことから、同社の経営トップが謝罪会見を開いた。コラムの著者は、LINEに限らずSNSでの個人情報の漏洩について警告している。
○写真データで詳細な個人のプロファイリングが可能なのに
コラムの著者によれば、LINE事件が改めて個人のプライバシーのリスクについて考えさせられたという。LINEに限らず、例えばインスタグラムなど利用者自身の日常の様子や家族の写真などを投稿している人は多い。だが、こうした写真データから撮影場所や日時を割り出すなどで、かなりの個人のプロファイリングが行えるという。一度、ネット上にデータをアップしたら、半永久的にその情報はインターネット空間を漂うのに関わらずあまりにも無防備な話である。
このような一種の個人情報の「ダダ漏れ」状態なのに、情報漏洩の危機感もなく、人々はSNSに自分のデータをせっせとアップロードしている。それに反して、個人情報の利活用でスマートフォンの位置情報を企業に提供することさえ拒んでいたり嫌っているのに、この落差は何なのか。まさに「プライバシーのパラドックス」と言わざるをえない。💬📶🥛📷👜⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕🌏🇯🇵
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