【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:DX、攻めと守りの両面で」から
2021/03/08
2021.3.1 日経産業新聞の記事「SmartTimes:DX、攻めと守りの両面で」から
何をして良いかわからないDX担当
コラムの著者 石黒 不二代氏(ネットイヤーグループ社長)は、バスワードのようにDXが話題になる中で、かつてのデジタルマーケティングと同様に単なる流行ですまないことを語っている。
守りのDXはコスト削減、攻めのDXは売上向上に貢献
石黒氏によれば、多くの企業のDX担当から相談を受ける時「何をして良いのかわからない」ということが多く、かつてのデジタルマーケティングに似ているという。一時の流行語であると思われるには企業活動に実は直結している点に注意したい。
まず、石黒氏によればDXには守りと攻めがあるという。その特徴は以下のとおり:
- 守りのDX:主なステークホルダーは社員:内向き
- 生産性の向上
- 働き方改革
- ペーパーレス
- コストが下がり利益が上がる
- 改革後は筋肉質の会社
- 攻めのDX:顧客がステークホルダー:外向き
- デジタルによるビジネスモデルの変革
- 新しいサービスを創造する
- 新しい顧客接点を作る
- 既存製品やサービスの価値を向上させる
- 売上が上がり利益が上がる
- 改革後は、事業の拡大、シェアの拡大、新規事業の成功、顧客満足度の向上
と両者とも利益向上に貢献する。石黒氏はさらに、攻めのDXは
- 事業自体を変える
- 事業のやり方を変える→デジタルで顧客接点を作る、あるいは増やす
- 既存製品やサービスの価値を上げる
の3つに集約されるという。攻めのDXは自社がやれねば他社が先にやられてしまう場合もある。いつも内向きではなく、同時に社外にも上記の3つの見方で考えるべきであろう。💺🍽💹🕛🛒📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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