【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:脱炭素は地球のためならず」から
2021/02/10
2021.2.5 日経産業新聞の記事「眼光紙背:脱炭素は地球のためならず」から
地球のためではなく人類のため
コラムの著者は、根底にある地球温暖化や環境問題に関しては「地球に優しい」といった言葉が使われがちだが、本当は我々人類にとって差し迫った危機であることを再認識させている。
○長い地球の歴史から見れば温暖化は何度もあった
コラムの著者によると、菅首相が2020年10月に「温暖化ガス排出量を2050年までに実質ゼロにする」と目標を掲げたことを契機に脱炭素が注目されているという。
ただ、良く北極海の氷山が溶けてホッキョクグマが大変などという、「地球に優しい」的な表現がなされたが、本当は「地球のため」ではなく、我々「人類のため」というべきだという。その証左に地球の歴史を見れば、決してそんな感傷的なことではないことがわかる。約6000年前の縄文時代は日本は現在より気温が2~3℃高く、海面も5メートルほど高かったという。さらに、地球上に氷河が存在しない時代や全地球が氷に覆われた時代もあった。地球上の環境はこのようにダイナミックである。
一方、現在の人類にとって温暖化が進むと深刻な脅威が襲ってくる。日本では沿岸部の人口や生産地が集中する国では、海面が大幅に上昇すれば莫大な費用を投じてインフラストラクチャーを再整備しなければならない。気候変動で乾燥地域が広がれば食糧危機が襲い、感染症の拡大が進む懸念がある。
結局、地球温暖化問題は人類存続危機と置き換えることだという。地球にとってはそれほど大きな問題ではないが、人類にとっては存続がかかった重大事であることにある。📈🌡🌎💼🚆💻🏠💡⚡️🔍📶🦠😷📷👜⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕🌏🇯🇵
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