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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:クールジャパン、欧米と異なる価値」から

2022.2.12  日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:クールジャパン、欧米と異なる価値」から

異なる価値があるから評価された日本の美術、工芸、アニメ

 コラムの著者 三浦 俊彦氏(中央大学商学部教授)は、前回の映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」のヒットの考察に続き、日本の文化が欧米でうける理由について歴史から考察している。

◯西欧で19世紀に注目された日本文化が起源

 三浦教授によれば、19世紀末に日本文化が当時のロンドンやパリの万国博覧会で浮世絵や工芸品がジャポニズムと呼ばれ高く評価されたのだという。浮世絵が印象派に影響を与えたように、日本は異なる美意識を持っていた。高階秀爾氏(美術史家)によれば、当時の西洋絵画は、ルネサンス以来の

  • 遠近法
  • 肉付け法
  • 明暗法

に基づく。しかし、日本絵画は、

  • 構図
  • 輪郭線
  • 色彩
  • 単純化

など、独自の特徴を持っていた。2次元のキャンパスに3次元の現実世界を写し取る西洋絵画に対し、日本絵画は現実の模写を超えて、新たな世界を創造していた。

陶磁器や調度品など工芸に対する美意識も違っていた。これらは、アーツ・アンド・クラフツやアール・ヌーヴォーにも影響を与えた。そして現代はクールジャパン。フランスのアニメオタクの第一人者が日本のアニメがヒットした理由は、作品と読者の共感の強さにあるという。もともと強い「スーパーマン」に対して、「ドラゴンボール」の孫悟空のかめはめ波は、彼の怒りや根性の表出で、等身大の人間がそこにいて読者を魅了するのだという。

浮世絵にしてもアニメにしても、欧米とは異なる価値であるからこそその独自性に誇りを持つべきで、海外からの価値も貪欲に取り入れて自己の価値をあげることだという。🖼✏️🗒📽🎥💰🕶🚗🍷💻🏢⚡️📖🎓🔎🌏happy01🇯🇵🇫🇷🇬🇧🇺🇸

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