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2021.1.8  日経産業新聞の記事「SmartTimes:ユーザーの体験に価値」から

コロナ禍でさらに体験価値が上昇

 コラムの著者 高宮 慎一氏(グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー)は、オフラインではユーザ価値は機能的な価値から体験価値に移行し、さらにコロナ禍でオンラインでの体験価値も上昇していると語っている。

○リスクをとっても体験価値を追及

 高宮氏によれば、すでにオフラインでの販売は、ユーザーに対する価値が機能的なものから体験することによる価値に移行しているという。さらに体験価値への移行は、オンライン販売などでも起こっている。高宮氏はクラウドファンディングを事例としてその移行を示している。

クラウドファンディングの米Kickstarterは2009年に設立された。先進的な製品の開発プロジェクトに資金を支援すると、報酬としてその製品がいち早く手元に届き、開発者の感謝のコメントや謝辞がクレジットされたり、関係者のパーティーに招かれたりするという。支援した製品が失敗すれば資金は戻らず報酬はない。にもかかわらず、ユーザーはリスクを負ってまで支援することでしか得られない位特別な体験を買うことになる。

さらに難しいと言われていた体験のオンライン化も大きく進展しているという。韓国のアーティストBTSのオンラインショップは191カ国、99万人が視聴、チケットだけで約44億円の売り上げている。BTSの所属する Big Hits Entertainment (BHE)では革新的なビジネスモデルをとっているという。単なる芸能事務所ではなく、ファンコミュニティや配信事業プラットフォームにチケットやグッズ販売、IPの二次利用を展開している。10月に上場した直後には時価総額1兆円に到達したという。BHEでは、ファンは受け身で音楽を聴きグッズを買うだけではなく、IPを開放している楽曲を使ってTikTokなどSNSで二次の動画配信を拡散してもらうことで、ユーザーもBTSの活動に参加している体験が得られるという。ユーザーがコンテンツを消費するだけでなく、配信者と視聴者の双方の立場でコミュニティを作っている。

ユーザーが求める機能的価値から体験、さらに自分も体験の一部になる参加する価値へ広がって来ている。そこにビジネスチャンスがあるのは明白だという。📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸

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