【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:心に起業家精神を」から
2021/01/09
2021.1.5 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:心に起業家精神を」から
受け身ではなく想像力を生かし自分ができることを実践するのが新年
コラムの著者 伊佐山 元氏(WiL共同創業者兼CEO)は、新年2021年をどう過ごすべきか新型コロナウイルスで大きく変わった2020年のできごとから示唆している。
○天才によるベンチャーではなく普通の人の細やかな行動がユニコーンを生んでいる
伊佐山氏によれば、新年はデジタルインフラやツールがますます普及してデジタルネイティブたちのよるイノベーションの動きはますます活発になるという。コロナ禍でも世界的に金利ゼロ政策と政府による株価支援策の恩恵もあってベンチャー投資は2020年も含め過去3年は年間10兆円を超える規模になった。特に、昨年の後半は、日米ともにIPOの数も大幅に増え、米国では、Airbnbが10兆円超え、飲食デリバリーのDoordashは5兆円超えのデビューとなった。
伊佐山氏によれば、両社とも天才的な起業家というよりも、自分が実際に困った体験をしたり、社会的な課題を何とかならないかと動いた結果が起業であったという。身の回りの不備や悩みに真摯に耳を傾けることで生み出され、一見地味なサービスではあるが、デジタルの伝搬力を駆使して、世界中を巻き込む巨大サービスに拡大し、私たちの生活様式まで影響を与えている。
コロナ禍で世界各地で数々の課題が顕在化してきている。アナログ依存な産業は苦境に立ち、自粛やロックダウンで引きこもることでおこる、心身の健康問題。そして環境エネルギー問題である。その中で、自分が持てる力と行動力を使って、身の回りの自分のコミュニティーや社会の課題解決に貢献する、さらに、自分の問題意識に共鳴する仲間を巻き込んで、自分の見たい未来を実現する。このように今は誰しもが起業家精神を持つ年になったと伊佐山氏は示唆している。新年の幕開けに、社会の課題は政治家や行政がといった考えや会社の危機は社長や経営幹部が救ってくれるといった受け身ではなく、自ら想像力を働かせて行動し、失敗から学びながら自分ができることを積極的に実践する、能動的な生き方は新年2021年には求められるという。🛠📰🚗🚘💰💴📖✈️😷💺💻⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🦠🇯🇵🇺🇸
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