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2020.12.4  日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:コロナ禍のリスク意識、生活態度にも影響」から

来年はポジティブ用心が求められる年?!

 コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)は、新型コロナウイルスに関する博報堂生活総合研究所の意識調査の結果から不用心、ポジティブ用心、ネガティブ用心での生活態度について考察している。

◯リスク意識の変化も

  関沢氏によれば、意識調査(首都圏・阪神圏20から69歳の男女、2597人、2020年6から7月)によれば「世の中に気がかりや不安が多い」と回答した人は、この夏、77.7%に達したという。同調査の2年前の結果が57.7%であるので20ポイントの上昇である。東日本大地震の翌年の72.0%(2012年)を超えた。

さらに自殺者も前年より大幅に増加し、特に女性が増えたという。コロナ禍の失業など経済的な厳しさが現実になったことが自殺者数に影響を与えているという。

このような状況での生活態度を関沢氏は、

  • 不用心:感染リスクに無頓着が増加
  • ネガティブ用心:極度に外出を減らす高齢者などの層。リスクをゼロにしようと通常の生活を締める。これによって健康なのに閉じこもりで「虚弱」になることで別のリスクを抱えることになる。
  • ポジティブ用心:縮込まずに感染予防に努める層。コロナ禍が長く続くことを前提に平常心で対処する。

と分類した。来年は、ワクチンや治療薬もお目見えするなどを待ちながら、ポジティブ用心を求められる年になりそうだと、関沢氏は予測している。🎥☕️💺💻🏠👧👩😷🦠❤️🌍happy01🌎🇯🇵💡🌍🇯🇵

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