【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:身近で実用的な『富岳』の真価」から
2020/10/17
2020.10.13 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:身近で実用的な『富岳』の真価」から
新型コロナウイルスの感染対策などにも成果
コラムの著者 近藤 正幸氏(開志専門職大学事業創造学部長)は、日本企業のプレゼンスを技術開発の成果からブランディングするのはどうかを考察している。
◯富岳開発時から応用も想定
スーパーコンピューター「富岳」がその応用で注目されていると近藤氏は語っている。その事例として新型コロナウイルスのマイクロ飛沫の拡散シミュレーションで、マスクの有用性が明らかにされ、衝立の有効な高さも1.4メートル以上であることも判明したという。
日常からは程遠い世界という印象のスーパーコンピューターが、身近で実用に役立っている。新型コロナの対策として、既存の薬で治療薬として適応可能な薬の探索も実施しているという。安全性が確立されていて比較的安価な新型コロナウイルス治療薬の早期の同定にも期待したいところである。さらに、新型コロナウイルスの対策だけでなく、社会、経済、科学などの様々な分野での応用が期待されていると言う。
近藤氏によれば、「富岳」が実用に役立っているのは偶然ではなく、開発責任者である松岡聡氏(理化学研究所計算科学研究センター長)のお話によると、スーパーコンピューターの開発の実用性をひろく社会に理解してもらうために、当初から幅広い分野の9課題のアプリケーション(応用)を想定して、アルゴリズムとハードウェアとともに応用にあった協調を考慮して設計したという。富岳自体も国際的に世界一の実力を持っているが、最先端の科学技術で次生活に直結するような研究が増えていくことの重要であろう。⚡️💺💻🛠⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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