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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:コロナ後の人間関係、せめぎ合う遠心力と求心力」から 

2020.5.11  日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:コロナ後の人間関係、せめぎ合う遠心力と求心力」から

物理的と心理的距離で分類

 コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)は、新型コロナウイルスの感染収束後の人間関係について論じている。

◯「With コロナ」期間が伸びれば復興(求心力)よりも自国ファースト(遠心力)が強まる

  関沢氏は、収束が不透明な新型コロナウイルスで、コロナ禍後の人間関係について考察している。われわれは物理的距離と心理的距離によって、下表のように分類して考察している;

  物理的距離
近い やや遠い 遠い
心理的距離 近い A:自分、家族 B:同僚、友人  
やや遠い C:隣人、乗客    
遠い     D:世の中、世界

A:物理的距離も心理的距離も近い:自分を含む同居家族

B:物理的距離にはやや遠いが心理的距離も近い:職場の同僚や友人

C:物理的距離に近いが心理的距離はやや遠い:近所の知人や通勤電車の乗客

D:物理的距離にも心理的距離にも遠い:世の中や世界の人々

と分けた。

Aでは、在宅勤務が増え、結びつきを強めた家族は多いが、反面「コロナ離婚」という流行語的に離れる夫婦もいる。危機に立ち向かう求心力と、ストレスからくる遠心力の双方が働いているという。Bについては、久しぶりに会うことで、親しさが増し求心力は高まるが、一方で、「オンラインで会えば事足りる」という遠心力が勝つ場合もあろう。Cの関係は、リスクに備えて、隣人と真剣に協力しあう求心力が高まるが、感染リスクを考えて一定の距離をとる遠心力が働く。Dの世の中や世界の人々との関係では、皆で困難を乗り越えたという高揚感から求心力が高まり、共通の価値観から心理的距離は近くなる。反面、反グローバリズムのブロック化という遠心力が強まる。ますます顕在化する格差は、心理的距離をさらに遠くする可能性がある。

さらにコロナ禍の収束が遅れてば「With コロナ」の期間が長くなり、国際協調による復興への求心力よりも自国ファーストの遠心力が強まるかもしれない。🦠😷✋🖥🏠☕️🏢🇯🇵⛹️‍♀️🏀🛠🎓🏢🌍happy01🌎

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