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2020.2.26  日経産業新聞の記事「いいモノ語り:カディハウス、独創的デザインで存在感」から

量産から個性へと商品の在り方が変わる中で

コラムの著者 栗坂 秀夫氏(パシフックデザインアソシエーツ代表)が取り上げたのは北海道旭川市の旭川家具工業協同組合で海外製品にも負けない高級家具について取り上げている。

◯企業とデザイナーの意思共有が不可欠

 同組合には40社近くが加盟し、その他にクラフト製品も含め個人経営の事業所が60ほどあり、多くの家具、木製品を市場に出している。その中で栗坂氏が今回取り上げたのはカンディハウスで、1968年以来、グレードの高い家具を旭川で生産、全国の拠点で販売している。最新の機械を積極的に取り入れ、腕の良い職人を揃えているという。

昨秋発売したダイニング家具、EIGHTとONEは、従来の家具の概念を覆したという。簡潔なイメージで、しかも十分な強度をもつ椅子、EIGHTと、大人数でもゆっくりおしゃべりや食事ができる円形テーブル、ONEがセットになっている。ゆとりとおおらかさを併せ持つデザインで、北海道産の広葉樹を使っている。ミドルクラスからハイクラスを目指し、海外でも認められる製品を目標にしている。デザインは、企業とデザイナーの意思共有で進められ、量産ではなく消費者の個を意識して独創的である。💺🏢🕛📈🏢💡⚡️🌍happy01🇯🇵🌳🍃

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