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2019.11.5  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:タイの大学、技術サービス幅広く」から

3つの産学官連携のポイント

 コラムの著者 近藤 正幸氏(事業創造大学院大学教授)は前回のタイの産業育成に引き続いて産学官連携について他の新興国へのモデルになる科学技術研究・サービス研究所(ISTRS)について紹介している。

◯タイの理工系トップのモンクット王工科大学トンブリ校内のISTRS

 同センターは研究や人材育成を担いながら社会に学術的サービスを提供するのが使命である。抜きん出ているのは、同センターの産業界からの収入が大学全体の産業界からの収入の半分を占め、プロフィット・センターとして採算が取れていることである。大学の収入は、政府、授業料、産業界から3分の1ずつだという。

業務内容は幅広く、日本国内の公設試験研究機関や大学、計測機器の較正や国際標準の認証を担う専門機関、エンジニアリング会社の業務の一部をカバーしている。

近藤教授によれば同センターには3つの他国にもモデルにもなるポイントがあるという。

①産業サービス

  • 測定機器の較正、試験、分析
  • 国際標準取得のためのコンサルティング
  • タイ工業規格局の認定を受けて行う国際標準の認証

②学術サービス

  • プロジェクトのコンサルティングで実業に直結
  • 人材育成では外国からも研修生を受け入れている

③研究開発

  • 政府と産業界のマッチングファンドで実施
  • 研究には大学生も参加

これら①から③は連携して行われる。このように経済的にも自立し幅広い機能を持つ同センターは技術基盤がまだ整っていない途上国の大学にとってはモデルケースになると近藤教授は示唆している。🥛🐂🌾💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🍶🚜

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