【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:はやぶさ2の切実な狙い」から
2019/07/07
2019.7.3 日経産業新聞の記事「眼光紙背:はやぶさ2の切実な狙い」から
海外に比べ予算がつかない宇宙開発
日本の探査機「はやぶさ2」が11日に小惑星「りゅうぐう」への第2回目の着陸に挑むという。コラムの著者は、その挑戦の背景について言及している。
◯安全重視なら1回目の着陸で得たサンプルを持ち帰るべきだが
2回目の着陸は、4月に人工クレーターを作ったときに吹き飛ばされた小惑星内部のサンプルを採取するのが狙いである。成功すれば世界初の成果になるが、プロジェクトチームによると、2回目の着陸決定は悩んだ末の決断だという。まずは、1回目の着陸ですでに小惑星のサンプルを採取しており、これを地球に持ち帰るだけでも大きな成果であるという。海外の研究者などはここは安全策をとり、そのまま地球に持ち帰るべきだという意見もあった。
それでも着陸への挑戦を行う背景は、技術的な自信や科学的成果への期待ではなく、今後の宇宙探査の継続をアピールするためであるという。米国などに比べて日本の宇宙関連予算は少なく、探査機打ち上げも予算的に容易ではない。はやぶさ2は、将来の宇宙技術の確立や資源開発につながるとしている。しかし、初代はやぶさの帰還で世論が盛り上がるまで予算がつかず関係者は苦労したという。⭐️🚀🏢💡🔎⚡️🌏🏡👝🇯🇵
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