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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:イトーキのオフィス、働き方自ら再定義」から 

2019.6.7    日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:イトーキのオフィス、働き方自ら再定義」から

イトーキの本気度

コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)が今回取り上げるのは、イトーキが昨年12月に東京日本橋に作った新次元のオフィス兼ショールームで、働き方の考察を行っている。

○Activity Building Working(ABW)とWELL Building Standard (WELL認証)が柱

 当該オフィスは1日最大見学企業数は38社にも上るという注目度で、2つのコンセプトがあるという。

■Activity Building Working(ABW)とは

 オランダのワークスタイル変革コンサルティング企業である、Veldhoen+companyが提唱するワークスタイル戦略であるという。

今までの仕事を、

  • 「高集中」
  • 「2人作業」
  • 「コワーク」
  • 「知識共有」
  • 「リチャージ」

など10種の活動に分けて再定義し、自己裁量を最大化し、自からが働き方を自律することを促すという。

■WELL Building Standard (WELL認証)とは

 建物で働く人たちの健康や快適性に焦点を当てた世界初の建物・室内環境評価システムで、個人の心身の健康に加えてコミュニケーションも良好にし、ワークエンゲージを押し上げる効果が期待できるという。

この2つのコンセプトを基に単純なフリーアドレスではなく、仕事を分散、時として集中、共有、創造することで、働き方を再定義する。日本が本気で生産性向上に取り組まねばならない。イトーキは自からその変革の渦中に入り、新規の提案をすることを模索している。🌇💳⚡️🌍🏢📕✏️

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