【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:レジ袋有料化、コンビニで混乱も」から
2019/06/13
2019.6.7 日経産業新聞の記事「眼光紙背:レジ袋有料化、コンビニで混乱も」から
プラスチック製レジ袋の無料配布禁止はエコロジーに貢献するか
コラムの著者は、プラ製レジ袋の対応が欧米と日本の小売業界の違いと海洋プラごみのレジ袋の割合などで意外と小売業、コンビニエンスストアでの対応が難しいことを考察している。
◯厳しい小売業、コンビニの対応
小売店でのプラスチック製レジ袋の無料配布が法律で禁止されるという。海洋プラごみの削減が国際問題化に応えた格好である。目的は正しく異議を唱えるのも憚られそうだが、コラムの著者は純粋に小売業の現場の混乱と海洋プラごみの削減について考察している。
レジ袋が無料配布禁止になれば皆マイバッグを持参するだろう。多いさも形もまちまちで、袋詰めの効率は下がるだろう。コンビニエンスストアでは商品には液体物や汁物もあり、傾けると溢れる可能性もあり、クレームを恐れて店員の対応が求められる。レジ待ちにまたも時間がかかることになる。
欧米ではレジ袋の無料配布禁止は常識だという。しかし、弁当や惣菜など中食が世界的に異常に発達したコンビニエンスストア業界が日本独特の業態だともいえる。主力の立ち寄り客は従来通りのレジ袋を求め、たまにマイバッグを持つ客がいれば対応のてまどりレジ待ちの行列が長くなる。また、食品メーカーはクレームを避けようと密封型になりゴミは減らない。
先行してレジ袋を有料化した自治体では売り上げを減らした店が約3割だという。しかも、海洋プラごみの主因は、箱やボトル、漁具、産業用梱包材などでレジ袋の比率は小さいという。果たして店員の負担増や利益減に見合う効果はあるだろうか。🏢💡🔎⚡️🌏🏡🏢🏪👝🇯🇵🍱🍙
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