【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:航空機で進む電動化、成層圏の汚染抑制に期待」から
2019/03/19
2019.3.15 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:航空機で進む電動化、成層圏の汚染抑制に期待」から
電動化が軽量化となり結果的に排ガス減となる
コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)は、偶然前回の航空機の話題から引き続き、進んでいる電動化について得失に触れている。
◯自動車の電動化の次は航空機
電気自動車の時代は、電気航空機の時代を生むと、山﨑教授は見ている。一方で、オゾン層破壊や成層圏の汚染は回り巡って地上の我々にも害を及ぼす。言い換えれば、航空機はエコであることが今後要請される事項だ。
航空機は空中で燃料を含む自重を動力で支える必要があり、軽量化が燃費の改善につながる。現状ではモーターをより強力にして、電池を一層大容量にして軽量化する必要がある。電池を動力とする飛行は容易ではないが、航空機の操舵制御や客室の環境整備、離発着の補助装置の動力に電力を採用する開発は徐々に進んできている。
- 従来油圧に頼ってきた方向舵や昇降舵、補助翼の制御を電動化→電動アクチュエーターの導入で配管の代わり配線となり軽量化。後進も可能で、特殊車両で押す必要もなくなる。流体がなくなることで整備や検査が容易になる。
- 客室の与圧や温度制御はこれまでエンジンタービンの抽気に頼ってきた→エンジンに直結した大型発電機で空調を電力にし翼前端の着氷防止、車輪ブレーキの電動化で軽量化ができる。
まだハイブリッドではあるが徐々に電動化による軽量化で排ガス減と燃費向上が狙えることから電動化開発が大いに期待されているという。💻📘🔧🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡✈️
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