【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:電力・ガス自由化、2つの格差」から
2019/03/14
2019.3.12 日経産業新聞の記事「眼光紙背:電力・ガス自由化、2つの格差」から
体力のある大手だけが競う状況に
コラムの著者は、全面小売りの自由化がこの3月末で電力が丸3年、都市ガスが丸2年となる状況で、自由化の得失どうなっているのかを考察している。
◯自由化は何をもたらしたか
電力、都市ガスともに小売りの全面自由化で見えてきたのは、
- 都市部と地方との格差
- 大手事業者と中小の経営体力の格差
が見えてきたという。確かに、電力の場合、契約を変えた家庭は同じ電力会社内で規制料金から自由料金に変えた消費者が全体の2割を超えたことから、それなりの評価ができるという。
確かに都市部は新規事業者の参入は事前に予想されたものである。しかし、人口減であるような地方は電力や都市ガスの維持さえ難しい時代であるのに競争状態は作れない。さらに、自前の発電所を持たない販売用電力を外部から調達する独立系の新規事業者は苦境である。取引価格の乱高下で事業継続が難しい。
たしかに都市ガスや石油会社は健闘し、電力大手間も活性化した。だが、体力のある大手のみでの競争は何をもたらすのか。🏦💴💻📈💡🔎⚡️🌏
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