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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:原子力は原発だけではない、日常に浸透、正しい認識を」から

2019.3.8  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:原子力は原発だけではない、日常に浸透、正しい認識を」から

放射線に満ち溢れた宇宙、地球で人類は生まれ今日まで生存

 3月11日に8年を迎えた東京電力福島第1原子力発電所事故に関係して、コラムの著者 内田 浩久氏(東海大学特別栄誉教授)は、放射線と原子力について正しい認識を持つことを訴えている。

◯原子力は原子の力を意味し、原発や原爆を意味しない

   事故によって東日本を中心に広範囲に放射能汚染を引き起こし、放射線の負の部分がクローズアップされたという。確かに未だ汚染処理は進まず、メルトダウンした燃料の回収の目処も立っていない。使用済み核燃料の処分方法や方法も決まっていないのに再稼働が進もうとしている。いまだ避難した人々の十分なケアも行なわれていないことは世界的にも先進国として恥ずべき状況にある。

ただ、原子力は原発や原爆を意味するのではなく、原子の力という純粋なもので原子の構造が変化する際に発生する電磁波や粒子が放射線で、同時に大きなエネルギーを発生する。

放射線は、実は日常生活に広く利用されている。

  • 放射線によるガン治療
  • コンピューター断層撮影装置(CT)
  • 農業での品種改良や害虫除去
  • 工業での製品の非破壊検査、ゴムやプラスティック財の強度の強化
  • 年代測定法による文化財の調査

さらに、大気圏外では宇宙線という放射線、粒子線が満ち溢れ、人類はそれとともに共存してきた。このように放射線の負の部分だけでなく、正の応用や自然界の構成をしっかりと認識した上で、原子力を扱う必要があろう。💻📘🔧🏢🏠🎓📖⚡️🌏happy01🌏💡🇯🇵

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