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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:万博は大阪浮揚につながるか」から

2018.12.4  日経産業新聞の記事「眼光紙背:万博は大阪浮揚につながるか」から

前回の反省点に地元大阪に還元できなかったことがある

 コラムの著者は、2025年大阪で万国博覧会が開催されることが決まり、単純にプラスばかりでない点について語っている。

○前回の仕掛け人、堺屋太一氏の著書の言葉

 テーマパークから古い商店街まで観光都市・大阪の人気は上昇し、万博そのものや準備期間も含め関連企画で観光メニューは増、建設関連企業も恩恵を受け、プラス面が強調される。ただ、開催期間だけの盛り上がりだけでは、地元大阪の経済的な地盤沈下を食い止めることになならないという。前回の仕掛け人、堺屋氏も今年出版した「地上最大の行事 万国博覧会」で、反省点として「万国博の成果が、地元大阪にあまり残らなかったこと」を挙げている。

オリンピック、パラリンピックは都市、万国博覧会は国家プロジェクトである。確かに前回の大阪万博は、新商品開発から若者の生き方まで日本全体に大きな影響を与えた点では成功であった。問題は、誘致の狙いでもある大阪の経済的地盤沈下を食い止めることには至っていない。参加企業や研究者が大阪に拠点を設けたり、投資したり、多くの入場者がのちに移住したりするような永続的な流れが欲しいところである。入場者数だけではなく、具体的な大阪還元を考えなばならない。🇯🇵💡🔎⚡️happy01🌏

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