【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:『日本の誇り』、人間的要素に評価」から
2018/11/05
2018.11.2 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:『日本の誇り』、人間的要素に評価」から
日本人は科学技術・教育・経済に対して自信を失った
コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)は、博報堂生活研究所の「生活定点」調査を分析し、日本の方向性の変化について考察している。
○今後の先導するものは科学技術か人間の文化に関わるものか
関沢氏によれば、こ2000年以来ノーベル賞の自然科学系の受賞者が相次いだが、今後受賞者を輩出するとはいえないという。
近年、日本の科学技術水準に対する一般の評価は、博報堂生活研究所の「生活定点」調査でも大きく低下したことが読み取れるという。1992年には、41%の回答者が高度な科学技術水準は「日本の誇り」だと答えていたという。2018年には25%と低下した。科学技術を支える教育水準についても評価は25ポイント低下した。科学技術がもたらす経済効果についても30ポイントも低下している。
日本の科学技術、教育、経済に対して日本人は自信を失った結果という。ちなみにこの25年間、米国ではグーグルやフェイスブック、アマゾン、中国では、テンセントやアリババが誕生し、世界を動かす巨大IT企業に成長した。日本には残念ながら、その勢いはない。
これに対して、「日本の誇り」として上昇してきたのは、「国民の人情味」、「国民の義理堅さ」、「質の高いサービス」である。科学技術、教育、経済などの基盤的要素よりも「おもてなし」というべき人間的要素が評価を高めてきている。
今後の日本が、技術先進国としていくおか、人間や文化に関わるものなのか。まだ方向性が出ていない。🎨💻📱🏠🚕📊🔎⚡️🌍
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