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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:#筋肉女子、腹筋・くびれ、SNS投稿」から 

2018.8.22 日経産業新聞の記事「トレンド語り:#筋肉女子、腹筋・くびれ、SNS投稿」から

障害者の家族らがニーズを汲み取りコラボ

コラムの著者 竹内 道氏(アークメディア社長)は、米国の大手小売やグローバルブランドが知的障害時向けに障害児の家族や関係者が企画、開発したファッションセンスの高いアパレル製品が注目されていると語っている。

○Adaptive Clothingを大手小売やグローバルブランドが採用

 適応自在な衣服(adaptive Clothing)は、米国のトレンドにもなりつつあるという。グローバルファッションブランドのトミー・ヒルフィガーは2016年春シーズンから、Tommy Hilfiger Adaptive をはじめた。ボタンやジッパーの代わりに、磁石や面ファスナーを使い、素材は肌触りの良い優しい感覚のものを選択。障害児のニーズを満たすために工夫を凝らし、ファッションセンスの高い衣服を提供している。ヒルフィガー氏自身も自閉症の娘の父親で、販売されているのは健常者と同じ、スポーティーなシャツやジャケットであるという。また、大手ディスカウント店である、ターゲットは2017年秋からオリジナルの子供服、Cat & Jackに adaptive lineを加えた。同ブランドのデザインや色をベースに面ファスナーを使った「肩から外せる袖」つきのシャツやおむつを配慮した開口のついたズボンなどの商品を販売。商品開発も障害児を持つデザイナーや障害児のニーズを啓蒙する専門家と常時コラボレーションしているという。売り上げも好調で今後多くの参入が見込まれる。👚👧💪🏢💡⚡️🌏happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:哲学から始まる智の発展、技術生み生活に役立てる」から

2018.9.4  日経産業新聞の記事事業「TechnoSalon:哲学から始まる智の発展、技術生み生活に役立てる」から

人類は哲学→科学→技術のシナリオで文明を発展させた

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)によれば、人類は思考から始まり哲学、科学、技術というシナリオで自分自身の文明を発展させてきたという。

◯技術によって豊かな生活を得る

  和田教授によれば、人類は、森羅万象について思いをめぐらせ考える、つまり思考から始めた。そこで考えたことを生活に役立てる習慣をもっている。哲学→科学→技術という智の発展シナリオで基礎を応用に広げることで文明を発展させてきた。

思考だけでは、不透明で安定していない。この頼りない思考を論理的に明晰化することで、対象を分類整理することになる。こうして思考対象の限界を哲学は明確にし、諸課題を解明していくことになる。科学は、広義には、体系化された知識・体験・方法の総称で、自然科学、人文科学、社会科学などがある。

科学は、理性と想像力が生むもので、時間・空間・物質の因果律の解明、人間経験を総合的・客観的に整理して伝えると明確に認識されている。技術は、ものごとを処理する方法をいい、事物を合理的に巧みに取り扱うときに使われてきた。🔧🏢🏠🎓📖⚡️🌏happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:実は古い、電気自動車」から

2018.9.4   日経産業新聞の記事「眼光紙背:実は古い、電気自動車」から

ガソリン車出現よりも早い電気自動車

コラムの著者によれば、かつて最先端技術であったが、いろんな条件で見捨てられたものが復活する事例があるという。

○がんの免疫療法も復活

 復活事例として、電気自動車がある。充電可能な二次電池による自動車は1880年代にパリ万国博覧会で登場、イギリスでは試作が行われ、ダイムラーやベンツがガソリン車を試作する以前だったという。市場も当初は、電気自動車が優勢であったが、米国での多くの油田開発で、ガソリンが安価で手に入るようになり、ついでフォードが大量生産によるガソリン車を低価格で提供して市場を席巻した。ここに電気自動車は消える。

しかし、二酸化炭素の排出規制という環境変化や電池やモーターの技術革新で一挙に電気自動車は復活する。

同様に医療分野でも、かつては効果がないとされてきたがんの免疫療法が、画期的な新薬の登場で脚光を浴びている。過去の埋もれた技術を見直すことも、イノベーションの種になる可能性もある。🔬🚗🇺🇸🎓📈🌕💡🔎⚡️🏢🌏happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:米国経済の圧倒的強さ」から

2018.8.31   日経産業新聞の記事「眼光紙背:米国経済の圧倒的強さ」から

まるで米国一極時代

コラムの著者よれば、米国経済の有無を言わせぬ強さが顕著になってきたという。すべての指標が好況を示し、失業率も完全雇用を達成、物価や金利も抑制されており、バブルの崩壊にもならないという。

○最長の景気拡大記録は更新される予測

 好景気を支える要因は、スマートフォンや人工知能などを駆使した新産業革命における圧倒的リーダーシップによるものだという。まさに、米国一極時代を予見しているようだという。このような絶好調な景気拡大で、トランプ大統領の対中貿易戦争など対外強硬政策も、貿易戦争のマイナス要素を容易に吸収し、大統領の支持率を上げることになる。喧嘩を売られた各国は基本的に譲歩せざるを得ない状況だ。

強いドルは、産業競争力と経常収支の改善を通じて、実態的にも強化される。強者はさらに強者となるロジックが今の市場だという。💲💵🇺🇸🎓📈🌕💡🔎⚡️🏢🌏happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:記憶力低下は酒のせい?飲み過ぎなければ大丈夫」から

2018.8.31  日経産業新聞の記事事業「TechnoSalon:記憶力低下は酒のせい?飲み過ぎなければ大丈夫」から

遺伝子クレブが記憶に関係

コラムの著者 窪田 新之助氏(農業ジャーナリスト)によれば、確かに飲酒は、記憶を司る遺伝子クレブに働きかけるビタミンB1が脳に行き渡らせることを阻むが、飲み過ぎでなければよいとのことだげ真相はどうか?

◯ビタミンB1の働きで活性化

  窪田氏によれば、東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科の喜田聡教授と出会い、記憶と食の関係の研究から、この質問をしたという。喜田教授は、CREBという遺伝子が記憶力を左右することを発見し、この遺伝子の働きをよくするには、ビタミンB1が関与することをつきつめたという。ビタミンB1が不足すると記憶力も下がる「ウェルニッケ脳症」に着目し研究。ビタミンB1が足りなくなると、記憶力をつかさどる海馬のニューロンの形が悪くなり、そのまま再生できなくなると、喜田教授は語ったという。

ここで飲酒も関係する。実は飲みすぎると、ビタミンB1が脳に行き渡らず、クレブの働きが鈍り、記憶力が悪くなるという。どうも、飲み過ぎはやはり頭によくないようだ!🍶👝🏢🏠🎓📖⚡️🌏happy01