【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:有用なフィードバック、非常に広い応用範囲」から
2018/05/20
2018.5.15 日経産業新聞の記事事業,「TechnoSalon:有用なフィードバック、非常に広い応用範囲」から
自然界にとどまらず、社会、コミュニケーションにも応用可能
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、まず自然界でのフィードバックの有用性、つぎに社会、コミュニケーションでの応用について語っている。
◯正負のフィードバックで成り立つ
大事で有用なフィードバックという概念はもともと電気回路や増幅器などで出力の一部を入力側に戻し、出力の大きさを増大または減少させることである。オーディオに使われている回路にはフィードバックが利用されている。
フィードバックの普遍的な意味は、結果に含まれた情報を原因に反映させ、全体の調整や制御を行うことである。さらにおどろいたことに、その応用範囲は自然界にとどまらず、社会現象、コミュニケーションなど広い。
- 人間組織、人生などの事象の進行を物質・エネルギー・情報の因果の流れとして捉える。そして、その下流で現れた結果を、上流に戻し、原因を変化させればフィードバックをかけたことになる。
- 自省や反省
- 計画の改善
- 世界の各所で起きている暴動は世論の正のフィードバックの結果
- 地球の安定性も恒常性の維持に役立っている
- 心理学では、褒めるのが正のフィードバックで、けなしたり否定することは負のフィードバック
- 討論でのフィードバックは、意見の修正に役立つ
といったように広がりをもつ。🎓🏊🗻📖🔎⚡🌍
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