【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:メディア、『脱フェイスブック』の先の光明」から
2018/03/16
2018.3.13 日経産業新聞の記事「眼光紙背:メディア、『脱フェイスブック』の先の光明」から
読者とのエンゲージメントを重視せよ
コラムの著者は、フェイスブックやグーグルなどのプラットフォーマーの仕様変更に翻弄されているメディアが厳しい経営環境からの脱出することについて触れている。
◯プラットフォーマーに翻弄され続ける
米フェイスブックが打ち出した、ニュース表示アルゴリズムの変更がメディアの経営に影響を及ぼし始めているという。米国では、フェイスブックから流入に依存していた一部の新興メディアへのトラフィックが激減し、サイトの閉鎖に追い込まれているところもあるという。逆にフェイスブック依存から脱却することで、読者との関係性(エンゲージメント)が高まるところもでてきたという。
デンマークのテレビ局のTVミッドウェストはトラフィックの4割をフェイスブック経由で得ていた。しかし、フェイスブックへのコンテンツ提供を停止し、脱却を図った。結果的に、サイトへの訪問者数は減ったが、記事の閲覧に費やす時間は4割と増え、気まぐれなSNS経由の読者を排除し、サイトに定期的に訪れる読者と真の関係を得た。これも今後メディアが活路を見出すヒントのようである。
プラットフォーマーのトラフィックで一喜一憂しているようではメディアと真の読者との関係は見えない。プラットフォーマーの仕様変更に文句を言っているだけでは依存関係は断ち切れず、翻弄され続ける。いよいよエンゲージメントの高い読者を得るには、フェイスブック依存などの方針変更を考えるべきかもしれない。💻📺🏢🔍💡⚡️
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