【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:熱機関、環境性・効率求め進化続く」から
2018/02/03
2018.1.30 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:熱機関、環境性・効率求め進化続く」から
内燃機関の基本構造は完成の域だがまだまだ課題あり
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は熱機関の構造を解説しながら、将来のエネルギー資源についても言及している。
◯熱エネルギーを円滑に機械エネルギーに変換する熱機関
和田教授は、熱機関の原理と変換方法について解説している。
高温の熱源から液体が熱を受け取り、仕事をした後に、残りの熱を低温の熱源に捨てる。これによって、流体を元に戻し、仕事サイクルを完結させる。ここでいう流体とは燃料ガスや空気などを指し、熱の授受や体積の膨張によって仕事を発生させる。さらに、加熱方式によって内燃タイプと外燃タイプに分けられる。
ここで熱機関はどれも作動流体の冷却はこれを大気(低温の熱源)へ放出する。現在、和田教授によれば、内燃機関の基本構造は完成の域に達しているという。しかし、石油など化石燃料からの脱却、高効率化、低公害化などの要求も高まっている。このため、断熱・排熱回収、新材料、電子制御技術、加工技術などを応用して、さらなる進歩が期待できるという。✈️🚤🚗🎓⚡️🌍
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