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2018.1.30  日経産業新聞の記事「眼光紙背:決済銀行に近づく楽天」から

楽天の目線はアリババ

 コラムの著者は、楽天がEC事業の次世代に対する戦略を打っていることにふれている。

◯携帯キャリア事業参入も戦略の1つ

 楽天が携帯キャリア事業へ参入を表明したが、同社社長の三木谷浩史氏は300万人超の会員でスタートできるとしたが、単なる通信料戦略の展開ではないという。

あるEC事業関連サービスのトップは、「三木谷さんはアリババを見ている」と語ったという。そこには中国のアリババ集団が「アリペイ」で中国人の財布を握り、小売市場で圧倒的な存在になった事実がある。

楽天の看板であるネットショッピングは米アマゾンとの競争激化で収益力が急速に減っているという。アマゾンは即日配送で差別化し、楽天の売り手と買い手のマッチングというビジネスモデルで差がついたと言われている。今回のキャリア事業は起死回生の戦略の一環だという。

楽天は、ポイントの発行とクレジットカードの取り扱い量を増やし、首位になった。ECのアクセスもPCからスマートフォンに端末が変わり、携帯を抑えると「楽天経済圏」が広がるという戦略であろう。

 楽天はEC業者というよりも銀行に近づいているのかもしれない。💴📱💡🏢⚡️🌍happy01 

 

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