【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:議論、コンセプト交換、全体構造を捉えるのに重要」から
2018/01/26
2018.1.23 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:議論、コンセプト交換、全体構造を捉えるのに重要」から
議論の前提に共通認識を
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は第2次大戦後の旧制高校と廃止された士官学校や兵学校からの転学で優秀な先輩と議論を行う機会に恵まれた中で、前提としてのコンセプトの交換について触れている。
◯共有したコンセプトから大量の情報のやり取りへ
和田教授は、いつも議論の始めに話がかみ合うようにお互いに持っている基本の概念(コンセプト)をまず交換するように心がけたという。コンセプトは物事の本質を大筋で捉えた情報で、それ自身は細かい知識ではない。物事を作り上げている多数の要素をまとめ全体構造を捉える。コンセプトは一般性を持ち、範囲が広い。だから、議論の前提にコンセプトを交換しておくと相手がおよそどの辺りにいて、おおよそどのような考え方でいるのかがまず共有でき、議論がスムーズになる。
しかし、コンセプトにとどまるか限り議論は進まない。この中に見聞きした情報を盛り込み、議論を進めていくことになる。🚁🎓👓⚡️🌍
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