【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:習氏熱弁に『ふーん』『へー』」から
2017/10/29
2017.10.23 日経産業新聞の記事「眼光紙背:習氏熱弁に『ふーん』『へー』」から
習一勝には無関心
コラムの著者は、中国共産党大会で習近平国家主席が過去5年の施政の成果と中国の将来像を3時間半も熱弁を振るったことに触れ、上海の国民はどう感じているを語っている。
◯分かりにくい共産党文学の活動報告書
コラムの著者が、熱弁を振るった習近平氏の活動報告書をよんでいたら、若い店員が、「何を読んでいるのか」と訊ねてきた。普段はその後、四方山話になるのが、共産党大会の時期。「習近平さんの演説だ」と応えると、「ふーん」「へー」でおしまい。すっと、店頭から消えたという。
日本でも若者の政治離れは言われているが、一党独裁の中国・上海であるが、確かに報告書の表現は、「共産党文学」と揶揄されるように難解だという。これでは、「ふーん」「へー」かもしれない。
今の中国では、施政者を選べることは国民にはできない。それでも習近平体制で豊かになり、報告書のように満足がえられたかもしれない。問題は、「ふーん」「へー」といった若者が、次の大会で「昔に比べ」満足感がなくなる可能性も大いにある。そのとき、共産党支配の合理性をどう納得させるのかは、自信満々に見える姿とは裏腹に、相当の危機感を抱いているかもしれない。🇨🇳💺🏢⚡️🌍
コメント