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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:メディアレーティングの時代へ」から

2017.8.8   日経産業新聞の記事「眼光紙背:メディアレーティングの時代へ」から

存在意義が問われる既存メディア

コラムの著者は、インターネットが世界の政治を大きくさせた要因だという。

◯メディアの評価を行うリーティング組織ができるかも?

 コラムの著者は今や世界の政治はインターネットによる情報を制するものに委ねられてきていると示唆している。政治が、インターネットによる情報入手の多元化で、ひと昔前なら一般大衆は知る由もなかった情報が簡単に手に入り、それをうまく生かして大衆の支持を得た政治家が権力を得ているという。逆に一党独裁を堅持したい中国共産党は情報統制を強化している。

情報を支配して、一般大衆を啓蒙してきた新聞やテレビなどの既存メディアの存在感がどんどん希薄になってきているという。独占してきた情報が色々なルートで拡散し、優位性が崩れてきた。

問題は、既存メディアの今後である。情報を早く正確に公平に伝え、それをわかりやすく解説し、今後の影響を教えるのが本来の役割である。ところが、新聞もテレビも偏向した報道が目立つという。

情報を制するものが世界を制すと言われている。今後、人工知能などで詳細に分析し、メディアの発信する情報の評価を行うレーティング組織が生まれてくるかもしれない。分析力と正しい判断力が失われたメディアは排除されるかもしれない。⚡️💡📰📶💻


【ヒット商品】ネタ出しの会 弊社夏季休業のため一時休止のお知らせ

いつも、当ブログをご利用いただきありがとうございます。

さて、執筆者も含め弊社 夏季休業のため、以下の期間、一時ブログの更新を停止致しますので、ご了承ください。

なお、再開は、8月16日(水)を予定しております。

【休止期間】

2017年8月12日(土)~8月15日(火)

以上


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:スマホ時代の野田流行政」から

2017.8.7   日経産業新聞の記事「眼光紙背:スマホ時代の野田流行政」から

通信行政に腕を振るった野田郵政大臣

コラムの著者は、安倍改造内閣に約20年後の復帰となった野田聖子総務大臣について触れている。

◯インターネットの定額制を実現したのは野田大臣

 コラムの著者はこの程安倍改造政権で入閣した野田聖子総務大臣が約20年前に郵政大臣に、当時戦後最年少の37歳で就任したことについて語っている。野田氏には2005年の郵政民営化法案に反対したために自民党を一時離れるなどの経緯がある。

一方で、通信行政では最大の功績として、インターネットの定額制の実現がある。まだ初期のインターネット時代であったため、接続は従量制課金で使えば使うほど料金がかかった。NTTは定額制の料金を「月1万円」と示唆。これに対して、当時ソニーの出井伸部之社長は、「とんでもなく高い。料金は市場が決めるもの」と反論したという。

野田氏はこの世論をうまく誘導し、根幹の問題であった固定回線への接続料問題を引き換えに、定額料金の値下げを促した。

今やインターネットパソコンなどの固定利用から移動体、スマホに様変わりし、通信料もまだまだ高止まりである。さて、野田新大臣はどう動くか?⚡️💡📶💻🌍😃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:水素先進国日本、事業具現化、世界が認知」から

2017.8.8   日経産業新聞の記事「TechnoOnline:水素先進国日本、事業具現化、世界が認知」から

水素社会に最も近づいている日本

コラムの著者 内田 裕久氏(東海大学教授)は、7月上旬チェコのプラハで開催された世界水素技術会議に開催団体副会長として参加した所感を語っている。

◯参加者数は日本が一番多数

 同会議には日本81人、ドイツ64人、チェコ45人、中国32人、韓国21人と日本人の参加が最も多かった。そこには日本の水素関連技術が世界をリードしていることを示しているという。

水素を大量に消費する時代が来ると、安価な水素を海外から大量に運んでくる必要が出てくる。日本では、

  • 液化水素
  • メチルシクロヘキサン、水素をトルエンで貯蔵させたもの
  • アンモニア

で水素を導入する。発表ではアンモニアを利用した発電、燃料電池の技術報告は注目を浴びたという。さらに、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は日本全体の水素エネルギー開発の現場と将来構想について報告し日本が世界をリードしている現場を示した。日本の水素利用技術は自動車用、定置用燃料電池を軸に世界をリードしているという。

さらに再生可能エネルギーの電力を水素として合金中の安全に長期間貯蔵するシステム開発が環境省で開始、省エネルギーと低炭素が期待される。

水素ビジネスを実現し、水素社会に最も近づいているのは日本だということは世界も認識しているという。🚗📖⚡️💡🌎happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:有機ELテレビ、完全壁掛けへ工夫を」から

 2017.8.7  日経産業新聞の記事「拡大鏡:有機ELテレビ、完全壁掛けへ工夫を」から

画竜点睛を欠く周辺

コラムの筆者 山之内 正氏(AV評論家)は、折角の有機ELの良さを活かしきるには壁掛け型だという。
◯ブラウン管時代からの課題であるテレビとオーディオの両立

有機ELテレビも複数のメーカーから発売され選択肢が増えてきている。いよいよ次世代テレビとして真価が問われる事態になってきている。有機ELによるバックライトなしでの薄さと軽さで設置に自由度が増え、壁掛け設置に対するハードルが低いと山之内氏は指摘している。

また、ソニーなどはパネル自体で振動させ音を出す機能を採用し、スピーカーなしで明瞭な音を楽しめるという。この機能もテレビラックに入れるよりも壁掛け設置の方が真価を発揮するという。

一方でメーカーはテレビそのものばかりに気をとられている感覚があるようだ。電源や映像や音声のケーブル類の処理である。美観上いただけないし、壁掛け設置では大きくモチベーションが下がる。言い換えれば、この工夫が差別化要因にもなろう。

実はブラウン管時代からテレビとオーディオを両立させることは課題であったと山之内氏は語っている。左右にスピーカーを置くと正確な音場再現がしにくい。その意味でも壁掛け設置は期待できるのだが、メーカーの周辺機器との接続などを配慮してスマートに見せたいところである。🔊💡⚡️happy01