【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:メガバンクの根こそぎ採用に思う」から
2017/08/25
2017.8.22 日経産業新聞の記事「眼光紙背:メガバンクの根こそぎ採用に思う」から
フィンテックの進化の対応だけか?
コラムの著者は、来春採用予定の内定通知が出るころで、吉報であれば喜べるが、銀行OBの言葉を思い出し、複雑な気持ちになるという。
◯今回の大量採用は想定外の数
メガバンクのOBの言葉は、
「メガ一行で支店数を上回る1000人超を採用するのは異常。適正は250人だ」
というものである。リーマン・ショック前の採用数のピークをに比べると半減したというが、違和感を覚えるという。
減点主義の人事評価の基本と言われ、入行数年後から容赦なく選別される。結果的にチャレンジ精神に富む行員が育たないという。確かにフィンテックの進化に対応して優秀な人材が必要であるとはいえ、一般の事業会社でもICTに対応した人材の確保は急務で事情は同じである。
コラムの著者が問題視するのは、金融機関が根こそぎ優秀な人材を採用し活かしきれないしわ寄せが、事業会社の採用活動や経営に悪影響を与えないかということである。職業選択の自由は当然ではあるが、その人材を生かすのも、金融機関の役割であろう。⚡️👔💹🏢💰
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