【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:トランプ相場、株買いの好機?」から
2016/12/15
2016.12.9 日経産業新聞の記事「眼光紙背:トランプ相場、株買いの好機?」から
債権市場から株式へ歴史的な資金シフト
コラムの著者は、トランプ次期大統領の決定から米国の金融市場の様子が変わってきていることについて分析している。
◯問題はやはり就任後の政策
米国の経済は今、株価も長期金利もドルも上昇している。かつては株価の大幅下落を予想していたとは裏腹な状況である。
重点は、やはり大統領就任後のトランプ氏の政策である。米国優先、産業保護など大衆迎合的な発言は幾度も出てきそうだが、案外まともな経済政策となるかもしれないという。
ただ、スタッフに金融畑出身者が多いことから、金融バブル的な投機傾向になる可能性もあるという。その場合も長期金利の上昇で株式市場は低調になりそうだ。
また、外交の強気発言などでマーケットは波乱含みとなるが、それがかえって、株買いのチャンスになる可能性ともいえるかもしれない。背景に、債権市場から株式市場への歴史的な資金シフト、グレートローーテーションが進むと予想されているからである。長期金利が上昇に転じたことは国債などのリスク意識が高まるからである。🌎
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