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2016.12.2   日経産業新聞の記事「眼光紙背:トランプ支持の合理性」から

第2のレーガン流保守革命の始まりか

コラムの著者は、驚きの原因がコンセンサスの取り方の間違いによるという。意外と建前ではあるが理想主義批判は眠っていた保守主義の魂を米国に呼び戻したかもしれないという。

◯経済的に米国は歴史的な高水準ある

コラムの著者が言うコンセンサスの間違いとは、衰弱する米国経済→高まる不満→トランプ氏の登場→米国のさらなる衰弱と株安ドル安といった論理であったという。

最重要な5つの指標;

①空前の企業収益

②世界最強の産業競争力

③潤沢な投資余力

④健全化した財政

⑤抑制されたインフレ

ですべて歴史的に高水準である。

トランプ氏の大衆の不満に乗じた当選というのも一面しか見ていないという。そこには合理性のある洞察があり、

  • 世界秩序の衰弱
  • 無法の闊歩

への意義であるという。不法移民の発言も言い換えれば、有権者は世界の無法を許さないといった意思かもしれない。となれば、米国覇権、世界秩序の再構築、軍事力の増強となる。これは孤立主義とは反対だ。

また、繁栄から取り残された地方経済とスキルの低い労働者への共感がある。保護主義的な発言は、低スキル労働者の窮状を放置しないといったメッセージともとれる。

かつてのレーガン政権の保守勢力の本気がトランプ次期政権でも顕在化するかのうせいもあろう。📺🌍happy01

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