【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 五輪と放送技術、息のむ映像、東京に期待」から
2016/08/28
2016.8.23 日経産業新聞の記事「風向計: 五輪と放送技術、息のむ映像、東京に期待」から
五輪は情報通信高度化の歴史を刻む
コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研 メディアイノベーションラボ統括責任者)は、閉会式を迎えたリオデジャネイロ五輪大会から2020年開催予定の東京五輪大会のテレビ画質について示唆している。
○視覚環境を決める4要素でみると
64年の東京五輪ではカラーテレビ放送の幕開け、2012年ロンドン五輪はソーシャルオリンピックと呼ばれ、SNSへの投稿が盛んに行われた。今回はスマホをもった選手が見慣れた光景となっている。
日本では、NHKなどがパブリックビューイングをリオをコンテンツに4K8Kで実験放送を実施したという。また、TV以外にもスマートフォンやタブレットでも同時放送をや見逃し放送など本格的な実験がおこなわれた。
奥氏の視聴の感想を見ると、陸上競技場で選手からほとばしる汗まで見え、その臨場感に息をのんだという。また、見逃し配信では、得点ごとに検索できる機能などの工夫が見られ、今後冬季五輪、東京五輪でどう開花させるか、目が離せない。
奥氏によると視覚環境を決める4要素は、「いつ」、「どこで」、どんな「気分」に対応した「場面」が視聴者で簡単にできるかにキーがあるという。
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