【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:三菱自の再起、アジアにカギ」から
2016/05/11
2016.4.27 日経産業新聞の記事「眼光紙背:三菱自の再起、アジアにカギ」から
韓国、マレーシアの国産自動車に貢献
コラムの著者は、燃費データの改ざんで揺れる三菱自動車のアジアでの功績に再起のヒントがあるのではないかと述べている。
○三菱グループの気概?
日本の自動車メーカーは広くアジアに工場を展開、さらに利用者として大きなシェアをもつのも特徴である。トヨタ、日産、ホンダ、スズキと進出しているが、コラムの著者は、最大の貢献は、三菱自動車だという。
今や世界第5位の現代自動車はかつて、韓国国産初の自動車「ポニー」を三菱自動車のプラットフォームを使い、その後も技術支援して商品かされたものも多いという。マレーシアでは、元首相のマハティール氏が構想した国策自動車メーカー、プロトンを三菱自動車や三菱商事が出資し新車の開発、生産技術の両面で支えた。現代自動車やプロトンも三菱自動車抜きでは今日はあり得なかったといえるという。
日の丸を背負ったという気概のある三菱グループはアジアに協力することを惜しまず努力してきた。窮地の三菱自動車を救うカギはアジアにありそうだ。