【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:三位一体で『新宿』を発信」から
2016/04/14
2016.4.12 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:三位一体で『新宿』を発信」から
ネーミングは情報の核
コラムの著者 岩永 嘉弘氏(ネーミング&コピーライター)は、不定形なフォルムで発展し続けてきた新宿、その南口で新しい舞台ができつつあるという。
○相次いで開業した大型施設
3月に開業した大型複合ビル「JR新宿ミライナタワー」と商業施設「NEWMan」、そして「バスタ新宿」が岩永氏が注目している大型施設である。
いずれもJR東日本などが主導するプロジェクトで、3つの施設の機能は違うが三位一体となって新宿の新しいステージを作っているという。
「ミライナタワー」はオフィスを上階に抱えた複合ビルで、渋谷の「ヒカリエ」と同様に抽象的な表現で理念を出した。未来の都市生活を見据えたタワーというイメージである。一方、「NEWMan」は少しわかりにくい。女性を主役にという時代のテーマにあってはいるが、新しい人に読めて造語にしてはわかりにくいという。さらに、新宿に点在していたバス停を一堂に集約した日本最大のバスターミナルを短縮したバスタ。イタリアのパスタのような語感で元気良く、可愛い命名だと岩永氏はいう。
これら3つの大型施設のネーミングが新宿の情報の核になるのは間違いなさそうだ。
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