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2016. 1.12   日経産業新聞の記事「眼光紙背:ITエンジニア争奪へ」から

数年後の企業力を左右

コラムの著者は、ITエンジニアの採用が、従来のICT企業やICTベンチャーだけでなく、資本に物を言わせた一般企業も入って争奪戦が進むと示唆している。

○機能や性能、サービスの差別をソフトウェアの「内製化」で

 エンジニアの争奪が起こる要因は、ネットをうまく使い、いかに商品やサービスを差別化するかにかかってきてくると多くの企業が注目し始めたことだという。さらに、そのためにも今までは外注に委託していたソフトウェアの開発などを「内製化」することで、開発のスピードをあげ、ノウハウを貯める考えである。

そらに興味深いのは、ITにこれまで縁のなかった一般企業がエンジニアを採用し、自社内でのソフトウェアの開発に切り替えていくことである。ファーストリテイリングやトヨタ自動車はその先駆けとなっているという。

優秀なエンジニアを集めた一般企業の力が、既存のICT企業を凌駕するとも言われている。ここで、エンジニアの採用が激戦区になっている背景がある。pchappy01

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