【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:欲張ったコンセプト3文字に」から
2016/01/15
2016.1.12 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:欲張ったコンセプト3文字に」から
複数の意味を凝縮した日本語を活用
コラムの著者 岩永 嘉弘氏(ネーミング&コピーライター)は、コクヨが幅広く毎年一般公募する「コクヨデザインアワード」の入選作である輪ゴム「和ごむ」のネーミングについて語っている。
○3つのコンセプトを凝縮したネーミング
岩永氏も最初「和ごむ」を「なごむ」とよんだそうだが、商品のサイトにあるWagomuから「わごむ」とよむようだという。しかし、このような混乱を狙ってか、パッケージには「フリガナ」もないという。
つまり、両方の「なごむ、わごむ」が狙いかもしれない。商品が訴求したい、「心なごむ、和風の、輪ゴム」を「和ごむ」に凝縮したネーミングだという。
日本語が持っている、1字で複数の意味を表すことを活用し、多重の芸ができるという。
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