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2015.12.17   日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:フェスウオッチ、ウェブで顧客の声、吸収」から

全員エンジニアで直接ニーズをネットで聴く

コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)は、11月21日に発売した一般店頭販売を始めたソニー社内の「新規事業創出プログラム」から生まれた腕時計のマーケティングについてふれている。

○素材は電子ペーパーの技術を応用

文字盤とベルトの柄を電子ペーパーの技術を用いることで、24通りに変えられる腕時計である。国内生産で価格は税別2万7千5百円。同製品はファッションエンタテイメンツというプロジェクトチームの第1号の製品で、リーダが東京ゲームショウで、「ゲームもデジタルになり、他にデジタル化していない分野はないか」と考えたという。翌日東京ガールズコレクションをみて、電子ペーパーを紙ではなく、柄が変わる布地として捉え、ファッションアイテムを作ろうと思ったという。

ターゲットの30代から40代半ばの男性には好評で、クラウドファンディングで資金の支援を行い、ソニーのECサイトで受注販売を行った。結果から多くの意見やニーズを聞き、表参道や新宿の店舗で販売することになった。

面白いのはメンバーは全員エンジニアで、マーケティング担当はいない。直接顧客のニーズや生活スタイルをウェブ上での意見のやり取りでニーズを把握する方法である。すでに店頭では3回も品切れとなり、クリスマスシーズンで人気がでるのは間違いない状態だ。

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